いろたし日記

ニューヨークの色

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北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS〜ジャパン・カッツ!2017」in NY行ってきた

ニューヨークで2週間に渡って実施されている、北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS〜ジャパン・カッツ!2017」に行ってきました!

 

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「JAPAN CUTS〜ジャパン・カッツ!」は、JAPAN Societyと言う団体が主催している、30本以上の日本映画がニューヨークで一挙公開される、映画イベントです。

日本にいる間、年間50本ぐらい劇場で見ていたので、ニューヨークで映画が大きなスクリーンで見れる貴重な機会!というわけで、行ってきました。

 

当日の様子

 

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夜の21:30スタートの回なので、かなり外は暗め。

 

友人の務める日系企業が、この団体に所属しているため、かなりお得にチケットを手に入れることができました。やったー。

 

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入場時にもらったアンケート用紙です。感想を5段階で投票します。日本での緻密なアンケートとは対象的ですね。

 

 

舞台挨拶のある回はすでにいくつかSOLD OUT。今回、日本らしい映画を見たいということで、藤原達也主演の『22年目の告白-私が殺人犯です―』(Memoirs of a Murderer)を鑑賞しました。

 

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2012年の韓国映画「殺人の告白」が原作という、映画原作の映画です。普段、邦画を全く見ないのですが、、いやー、新鮮でした。藤原達也の演技に見事にはめられた、という感じです。

 

映画の感想はネタバレになってしまうので難しいな・・残虐なシーンも多々あり、目を伏せてしまうような場面も数多くありましたが、映画としてよくできていました。メディア論、報道哲学を考えさせられるような内容でした。

 

印象的だったのは劇場でのアメリカ人の反応が日本人と違ったことです。ニューヨークで映画を初めて見たのですが、字幕が日本人英語っぽいんですよ。大変な騒動が起こった後、日本で言うところの「本当に・・お疲れ様でした。」と言うようなシーンでの「Have a good night!」訳。これ翻訳あってる!?というようなイメージ。そのためか、シリアスなシーンで笑いが起きることが多々あり、少々違和感を感じました。最後は拍手で締めくくられるところも、日本と大きく異なりましたね。スタッフロール、全然見ないでみなさん出て行っちゃいました。

 

 

色々考えさせられるといった意味で、映画はやはり良いです。来週までこの映画祭が続くので、次週もう一本見て来ようと思います。

 

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戦争に関する作品、ドキュメンタリー、舞台挨拶などもあるJAPAN CUTS。日本人にも見て欲しい映画が満載です。夏のこの時期にニューヨークに来られる方は、英語字幕付きで日本映画を安くで楽しめる良い機会なので、是非行って欲しいですね。

 

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