NYブルックリンのハロウィンイベント「J-ANIME NIGHT」コスプレ参戦レポート・感想
マンハッタンでは、ハロウィンのイベントが満載です。
そんな中、ニューヨーク・ブルックリンの「J-ANIME NIGHT」というカオスなハロウィン日本イベントに行ってきましたので、その内容をレポートします。
J-ANIME NIGHT at The MUSE brooklyn -New York, US-
J-ANIME NIGHTとは?
ハロウィーンの仮装ナイトパーティーと、
絶大な人気を誇る日本のアニメをミックスした全く新しいフェスが、
NYのブルックリンで開催決定!!
海外トップクラスのコスプレイヤーが集結するだけでなく、
日本のアニメをテーマに、シンガー、ダンサー、パフォーマー、DJも出演!!
場所
MUSEという大きな倉庫で開催されました。普段はサーカス団のショーなども開催される場所のようです。
当日の様子
友人の家が会場から徒歩圏内のため、歩いて会場に向かいます。車で来られている方も多数いました。19:00スタートとのことでしたが、20:00頃会場に到着。
事前にWEBから購入した電子チケットを見せ、フリードリンクチケット1枚を受け取り、早速会場へ。
「コスプレコンテストに是非参加してください!ここに名前書くだけでOKです!」と日本語で伝えられます。マジ?・・ノリで参加することになってしまった・・。詳細は後ほど。
とても広い箱にステージが設置され、ライブやパフォーマンスをメインとしたイベントのようです。マイクチェック・ワンツーがされ、ちょっとした空き時間には知名度の高い洋楽が流れています。
Jアニソン・クラブイベントっぽく踊れるコンディションで来たのですが、ライブ!?これはこれで良いでしょう。ここで心の軌道修正です。
そして会場スタッフらしき方がコスプレイヤーたちと撮影しています。
!?!?Tiaさんがいる!?
この後、Tiaさんと写真撮影。
セクシーなお姉さんがポールダンスを披露しています。
野外スペース
野外スペースでは、Japanese Manga Artistが描くペイントコーナーを発見。すでに「NARUTOになりたいってばよ!」と書かれています。カオスです。
友人と私もメッセージを書いてきました。
メッセージを書いたお礼に、こんなシールをもらいました。
アーティストご本人のinstagramはこちら。
https://www.instagram.com/aitokitazaki/?hl=ja
飲食ブース
たくさんの日本食が出展しており、なんと友人の知り合いが働いていました!笑
焼きそば・唐揚げ・たこ焼きを食べましたが、焼きそばが一番美味しかったです。お値段は5ドル〜10ドルぐらいで、お祭り価格という感じ。でも味はちゃんとしていました、さすが日系!!
ドリンクコーナーでは、日本のアニメにちなんだドリンクが頼めます。日本酒とカルピスが混じった「CHOPPER'S WINTERLAND」を注文。甘めで美味しかったです。バーカウンターのスタッフさんがめちゃめちゃイケメン&美人で、どっからこんな人集めて来たんだ?という華やかさでした。
仮装が素敵な皆さま
ひときわ会場で目立っていた、グループ全員でワンピースのコスプレをされていた皆さま!ゾロの方はアイメイクまでバッチリ!
そしてジョジョ・コス!いろんなポーズをしてくれました。180cm以上あるので、迫力がすごい。
そして・・NARUTO!!!!!パフォーマンスされていたので、ご本人ですね。(ご本人ってなんだ!?笑)
仮装コンテストでの一コマ。誰のコスをしているかはコメントせず、なんと5秒のダンスで表現するというコーナー。私も進撃の巨人ミカサっぽい動きを洋楽に合わせて5秒間行う、という謎の展開に。友人はオタク・ファッションでオタ芸を披露したのですが、翌日、全身むち打ちになっていました。
パフォーマンス・ライブ
メインのイベントである、バンド生演奏ライブや、知名度の高い曲をアイドルたちが踊ったりするコーナーです。
ダンスユニット「BOO」のムーンライト伝説。
子供にプレゼントをあげて、さらにステージから降りてハグするナルト。アメリカンおもてなし!若干ビビられてました。
SDN48の伊藤愛(いとうまな)さん。歌唱力もさることながら、美しかった・・。
逢瀬アキラさん。赤のサイリウムを持参して合いの手を入れて応援してるファンの方も。日本から来られたのかな?何かに一生懸命になっているって、本当素敵です。
最後はTiaさん!ノラガミの「ハートリアライズ」という曲でTiaさんは知っていたのですが、全く声が違いました!!ボイトレしたであろうソウルフルな声、衝撃でした。左の男性はKoheiさんというMC兼歌手の方ですが、イベントの最初からMCをずっと続け、スムーズな日本語・英語交互の進行をされていました。あの能力、かなり欲しい。
最後に偶然イベント主催者の方とお会いし、少し話しました。進撃の巨人ミカサコスをしていたので、来年はあの歌手(Linked Horizon)呼びたいわ、と気さくに声をかけてくれました。少し話した後、23:30頃会場を後にしました。
おわりに
カオスなイベントでしたが、めっちゃ楽しかったです。最初はクラブイベントのようなイメージで足を運んだのですが、日本が好きなおとなしめのお客さんが多く、ゆったり過ごしつつ、ライブを楽しめて、結果大満足。
そして、「ニューヨークで何かを表現すること」を考えさせられもしました。このイベントが開催・成功するまでの背景というか、いろんな人の努力とか根回しとかがあって、いろんなアーティストが海外進出を目指して、やっと披露できた人もいるんだなぁ、と。
大きなアーティストのライブやフェスばかり参加していたので、今日のような"手作り感"のあるイベントに触れて「表現したいもの以外の努力」のようなものも、強く感じました。きっと日本でそこそこ評価されていたのに、言葉が通じない国で受けるためにどうすればいいか考えて、自分の信じた表現以外の、場に受け入れられる表現を試行錯誤して、ツテを頼って、表現の場を手に入れて。たくさんの苦悩が個々にあったんだろうなと、色々思うことがありました。
またイベントあれば行きたいと思います。運営のみなさん、お疲れ様でした。