いろたし日記

ニューヨークの色

NY在住者による、ニューヨーク情報をメインとしたブログです。誰かの人生にちょっとだけ色を足すようなブログになれたら。

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国内・海外旅行前の情報収集方法・旅程表作成のノウハウ

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皆さんは、国内や海外旅行の事前準備として、計画を立てるタイプですか?

 

私は、47都道府県を全て巡ったり、海外旅行も年に数回行くぐらいの旅好きです。さらに、個人・グループ旅行問わず、計画を率先して立てるタイプです。計画を立てないで旅に出る人は「計画するという楽しみを損失している!」と思っています。

 

何が楽しくてそんなに旅行計画表を作ってるの?と聞かれることも多々あります。逆に聞きたいです、「計画、楽しくないの?」と。

 

そこで今日は、私がいつも旅行前に行っている情報収集方法を、紹介したいと思います。

 

なぜ事前に情報収集を行うのか

旅行の楽しみの半分は、計画段階に得られるから。

これに尽きます。あとは、現地で起きることに集中できるため、ですかね。

 

もちろん、海外ではサービスレベルが日本と異なるため、電車が遅れたり、デモで地下鉄が閉鎖されたりと、計画通りに行かないことも多々あります。その時は、臨機応変にサブ予定として記載しておいたリストに行けるお店がないかチェックし、予定を変更します。エネルギーを割くべきところは、旅先で1から調べることではないのです。それでは、具体的な情報収集の流れを説明します。

具体的な情報収集方法の流れ

1. 既に旅行した(信頼の置ける)友人に旅程表をもらう

2. ガイドブックを購入または立ち読みする

3. ネットで調べる

4. 手書きで旅程表を書いてしまう

それぞれを詳細に説明します。

 

1. 既に旅行した(信頼の置ける)友人に旅程表をもらう

これ、皆さんが意外とやっていなくて驚くのですが、「友人に旅程表をもらう」が1番オススメです。ない場合は仕方ありませんが、できるだけ1番先に実行しましょう。「他人の旅程を参考にするなんて、オリジナリティがなくなるんじゃないか?」と言われそうですが、心配しなくても大丈夫です。1週間、ましてや2週間となると、絶対に個人の色が出た旅になるので安心してください。そして、信頼の置ける友人、であるところにも注意してください。あまりにも年代が離れていたり、価値観が異なると、旅行というものはガラッと変わるものです。(グルメ中心・観光中心・バケーションでゆっくりすることを重要視、など)ここが信頼できる人だと、満足度の高い旅程が組みやすいです。

 

「旅程表」になっていなくてもOKです。最近筆者がもらった形式は、テキスト・Googleスプレッドシート・ガイドブックの付箋メモ、など様々です。ここで友人たちはだいたい「適当でちゃんとまとめてないけど良いの??」と言ってくれると思いますので、それでもOKと伝えてください。

 

まず、友人からもらった旅程をざっと眺めます。だいたいの観光地では、距離が近いスポットをまとめて回ると効率が良いため、そのエッセンスを吸収します。完全ではないため、これ時間遅かったけど行けた?とか、このお店は美味しかった?とかおそらく質問が出てくると思います。しかし、この段階では友人へ質問せず、2まで行ってからまとめて行いましょう。

 

2. ガイドブックを購入または立ち読みする

本屋に行って、20分ぐらいでささっとガイドブックを流し読みます。ガイドブックの良いところは、主要観光地が効率よく把握できるところ・ネットに繋げなくても読めるところ・複数人で情報共有しやすいところです。「地球の歩き方」シリーズがフォーマットが統一されていて、男性はこっちを買っていることが多いですね。デメリットは重いことです。これが気にならない方は、事前に買っても良いと思います。

 

重いという問題を解決した電子書籍版が最近出ていますが、スマホでは読みにくいため、あまりオススメしません。旅先にタブレットを持っていくこともできますが、1g単位で荷物を精査しているバックパッカーにはタブレットは不要でしょう。当日、少しでも荷物を軽くしたい派の私は、よっぽどうまく内容がまとまっている本がない限り、20分ほどの立ち読みで済ませますが、良い本があった場合は買います。そこで追加で気になる場所をリストアップして行きます。1ができなかった場合も、ここで大まかな流れのイメージを掴みます。

 

観光地に関する情報がざっと入ったところで、1で我慢した「友人に質問」をしましょう。質問のポイントとしては、ガイドブックに主要観光地として載っているスポットの中でも、友人が何かしらの理由で旅程から外している箇所の理由を聞くことです。それは「人気すぎて混んでいるらしく、ネットを調べたら、観光どころじゃないと書いていたからやめた。」や「3日間の旅程でこんな遠いところまで行く必要がない」など、この回答に友人のノウハウが詰まっているのです。友人の旅程表を見るだけではそのノウハウがわからないため、観光地の知識を少し入れ、質問の濃度を上げてから質問することをオススメします。これは情報をくれた友人に対するマナーみたいなものですね。

 

3.ネットで調べる

ここで初めてネットの登場。TripAdvisorで観光スポットの見所を調べる、現地在住の方のブログを読み漁る、などを行ってください。ポイントは、1つのサイト情報を信じきるのではなく「実際に行った人が書いているか?」を判断基準とし、複数サイトを網羅的にチェックすることです。なぜなら、広告が含まれていたり、評価偽装が行われている可能性があるためです。また「まとめサイト」だと実際に行っていない人が書いた記事が多いので、参考にしません。現地在住の方の個人ブログなどがオススメです。この調べ方は、旅行の情報収集だけではなくて、ネットにおける情報収集全般的に言えますね。

 

さらに、デジタルならではの使い方としては、調べた場所をGoogleMapに★をつけて登録しておくことです。主要目的地はもちろんですが、第2、第3候補のお店も含めて★をつけておくのがポイントです。現地で地図を見たときに「通り道にあるから覗いてみる」という選択肢が生まれるからです。ここで、意外と良い雰囲気だったり、歩き疲れているときに空席があるため入れたり、という行動もできます。

 

4. 手書きで旅程表を書いてしまう

さて、最後に旅程表です。デジタルで旅程表を作ると、どうしても回る順などを書き込むのに手間がかかったり、綺麗に書こうとしがちです。私は、ざっくりと手書きで旅程表を書いてしまうことをオススメします。ここで、予定が空いている場所が可視化されるため、具体的に定休日などを踏まえて、間を埋めることを意識して残りの計画を立てて行きます。美術館が多いパリ・ニューヨークなどでは、定休日・営業時間が各施設で異なるため、パズルのような感覚になり、一番楽しい過程でもありますので、楽しみにながら作成してください。また、予定に入らないけど行きたい場所があれば、別にリストとしてメモしておきます。旅先で何かが予定変更の自体になったとき、ネットが使えるとは限らないため、この「行きたいところリスト」が意外と役に立つことがあります。筆者は、パリ旅行中に大規模デモで地下鉄が閉鎖されましたが、急遽「行きたいところリスト」にあったお店に行った経験があります。

 

現地に行く前の準備

情報収集ではありませんが、事前準備として、その旅行先のグルメ情報アプリをインストールしておくことをオススメします。アメリカなら「Yelp」、台湾だと「iPeen」など。また、GoogleMapをオフラインでダウンロードしておくこともオススメです。現地では容量制限のあるレンタルWi-Fiを、個人または複数人でレンタルして使用すると思います。そのため、地図などは事前にダウンロードしておきましょう。あとは思い切り楽しむのみです!

 

 

いかがでしたでしょうか。筆者の旅行前の情報収集で普段行なっていることを文章化してみました。新しい方法が思いついたら、またアップデートしていこうと思います。

 

旅に行きたくなるエッセイは以下が定番。これを読んだ1週間後に弾丸で台湾に行きました。

 ではでは。