いろたし日記

ニューヨークの色

NY在住者による、ニューヨーク情報をメインとしたブログです。誰かの人生にちょっとだけ色を足すようなブログになれたら。

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冬ヨーロッパ旅行2週間のバックパックの中身(女子)公開

 

※2017年11月、「荷物のポリシー」と「不要なもの」を追記しました。

 

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2017年2月に行った、ヨーロッパ旅行(14日間)のバックパックの荷物の内容をまとめました。ブログをはじめたらやりたかった事の一つです。軽装だとよく友人に言われますが、今回は冬のヨーロッパのため、いつもより荷物は多めです。前半7日間は1人旅、途中から4人旅の持ち物です。冬にヨーロッパに行く方の参考になれば幸いです。

 

 

荷物のポリシー

・軽いもの一択。容器が変えられないものは事前に使って減らす

・「毎日違うものを着る」という考えは(女性も)捨てる

・迷うぐらいなら持っていかない。大抵のものは現地調達できる

・お土産は本当に欲しいもののみ。お土産を気にしてカバンを大きくするのは論外

 

 持ち物一覧

バックパック

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「C6」というブランドのコンパクトモデル。表記がないのですが、25Lぐらいですかね?1ヶ月ぐらい前にバックパックが欲しい!と思い立ち、以下こだわりポイントを元に探しました。

  • 前から見たときに服の邪魔をしない細めのショルダー部分
  • 身長が低くてもバッグ主体にならない小さめサイズ
  • バッグ自体が軽い
  • 荷物が少なくても使えそう
  • 街でも使えそう=かっこいい

探し歩くこと4時間…BEAMSでちょうどよいのもに出会いました。(ZOZOではアメリカンラグシーから出ているようです。)

登山用ではないため、防水加工ではありませんが、内側が撥水加工されています。途中の飲食店でソースをこぼされましたが、すぐ拭くとしみになりませんでした。2泊〜13泊まで今のところ全てこいつが相棒です。かなりお勧めです。

 

2016年11月頃このバッグを買ったのですが、2017年9月現在、高機能化している後発モデルが出ているようです。素材感は同じですが、ポケットが多くなり、バッグ上部の開け方も変わっています。

 

 

 

サブバッグ(ショルダー)

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現地で購入したH&Mのショルダーバッグ。ファスナーで開けやすいし、着ている服に合うバッグを持ちたいという一心で購入。ぎりぎり地球の歩き方も入るサイズです。2000円ぐらいだったので、良い買い物をしました。金具がしっかりした金色なので、チープに見えないところもポイントです。

 

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ニューバランスのお気に入りの靴と、H&Mのヒール。今回、ムーランルージュと式典への参加があったので、普段履かない高さのヒールを現地調達しました。ニューバランスは、ソールも含めてオールブラックの MARGARET HOWELL別注モデル。

 

南京錠

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スペインやフランスの観光地はスリが多いと聞いていたので、TASロック錠を購入。しかしリュックに取り付けようとすると、なんとファスナーが一個しかない!これではロックできない!泥棒の抑止力にはなると聞いていたので、常に付けてはいましたが、ロックはできていませんでした…バックパック施錠には使えませんが、ホステルなどの共用スペースに使う鍵には丁度良いと思います。

 

パスポート・パスポートケース

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100均の化学繊維のパスポートケースに入れて常にインナー内側に持参。1つ不満を言うならば、常に身につけているので、もう少し肌触りが良いのがいいですね。綿のパスポートケースが欲しいです。

 

財布

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去年フェスで300円で購入した、中身の見える財布。スられても後悔しない安さ。

 

洗面用品

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シャンプー、コンディショナー、洗顔フォーム、トラベル用洗顔ネット、歯ブラシ。ヨーロッパには歯ブラシがついている宿はほとんどないため、持っていって正解です。シャンプー類は30mlボトルに、洗顔フォームは40gもあるので少し使用して量を減らしてから持参。歯ブラシはケースも不要なのでそのままポーチに入れ軽量化。チャックが閉まらなくても気にせず軽量化をはかりましょう。洗顔ネットはなくてもどうにかなったので、次の旅からは持参していません。

 

こだわりポイントとしては、シャンプーとコンディショナーのボトル。厚さが薄く、残りが少量になっても押し出せます。100均などで今から購入される方は、必ず「押しやすいかどうか」を確認してから買ってください

 

 

基礎化粧品

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メイク落としジェル、メイク落としシート、ローション、乳液。メイク落としシートは、飛行機や移動中の洗面台が使えない時のために用意。軽量化のためにメイク落としはシートだけにしたい所ですが、肌が弱く、毎日使うと荒れるので、ホテルではジェルを使用。ローションは20mlのトラベル用、メイク落としジェルは15mlケースに普段使用しているものを詰め替えて持参。乳液は普段使わないけど、ヨーロッパではローションだけだと乾燥すると聞き、今回の旅用に調達しました。

 

アイケア用品 

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予備レンズ、レンズケース、洗浄液。1monthのコンタクトを目に入れ、予備を1つ持参。その昔、洗浄液をケチってレンズケースに液を入れたまま3日間持ち歩き、交換せずに居たら結膜炎になりました。目の関連グッズは重くても衛生的にすることをお勧めします。

 

眼鏡は重いので持ちません。サングラスも不要です。

 

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頭痛薬、風邪薬、サプリメントを少し。普段は毎日サプリメントを飲んでいますが、旅行の際は日数分持たずに思い立った時に飲むようにしています。お腹は強い方なので、お腹系の薬は持って行きません。サプリケースは現地で捨てて軽量化。サプリは大抵の人は不要だと思うので、なくて大丈夫です。

 

リップクリーム

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ジョンマスターのリップクリーム。メンソレータムの匂いが苦手なのでこちらを使用。こまめに乾燥対策。常にサブバッグやコートのポケットに入れておきましょう。

 

 

除菌ウェットティッシュ

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アルコールタイプ10枚入り。海外を旅していた清潔な友人のオススメ。

 

マスク

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4枚持参。行き帰りの飛行機用に2枚と、バスでは同じものを使用する予定なので1枚、あとは予備。ヨーロッパやアメリカでは、マスクをしている人はほとんどおらず、重病なのに出歩こうとしている危険な人だと思われるそう。長距離移動の時のみ使用しました。

 

のど飴

 日本から持参。あると食べてしまうので4日目に全て食べきってしまいました。

 

スマホ

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いつも使用しているiPhone6S。SIMフリーにせず、データローミングをオフにしてWi-Fiで使用します。買って5日目から割れてます。

 

充電器

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iPhone用。モバイルバッテリー用もこれとは別に持っていきました。スマホがAndroidなら兼用できたのですが…どちらも100V-240V対応なので、ヨーロッパでも変圧器無しで使えます

 

変換器

新宿ヨドバシカメラで200円程度で購入。ヨーロッパなので「C」のみ持参。

 

モバイルバッテリー

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【Panasonic QE-PL201】を3年前ぐらいから愛用。iPhoneだと2回充電可能。ANKERの5回以上充電できる大容量も持っていますが、重いので最近全く出番無し。2回充電する頃には電源のある場所に居ることが多いので、重い物が嫌いな私にはこのサイズがぴったりです。

 

Wi-Fiルータ

(写真撮らず返却しちゃいました)空港でレンタルしたイモトのWi-Fi。借りたことのある方はわかると思いますが、この大きさは痛い。レンタルなので入れ物はどうにも軽量化できないため、クーポンやiPhoneの注意書き等、店員さんにその場で返却して良いものを聞き、返却して軽量化し、持ち歩きました。今の時代はSIMの方がおすすめですが、設定などわずらわしいことをしたくない方はイモトのWi-Fiが楽でいいと思います。

 

イモトのWiFi  

 

 

筆記用具

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いつも使用しているほぼ日手帳は重いので、メモ帳を100均キャンドゥで調達。旅行者に見えないよう、現地ではスマホをあまり見ずに歩くため。ブログに書くトピックをメモするためにも必要。ボールペンは、無印良品のさらさら描けるゲルボールペン、100円。途中で紛失したため、書き味の悪いボールペンを結局空港で現地調達。

 

地球の歩き方-フランス-(2016〜17)

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途中で現地合流する友人に借りたもの。この本が一番重い。普段は持って行かないけれど、途中で受け取ってくれるということで持参。それまでの道中で、重要なページのみ撮影してデータ化。が、さすがの歴史のある地球の歩き方、情報量が多いので、ヨーロッパの文化的背景を知るにはちょうど良いです。

 

 

折りたたみ傘

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不要とは思いつつ、1000円ぐらいのものを一本持参。天候は12日間晴れ、この傘を無くした翌日である最終日のみ雨という不運により使えず…急な雨だったので、あったら確実に使用してました。無くしたので手ぬぐいを頭にかけていましたが、もちろんずぶ濡れになりました…

 

化粧品

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いつものポーチから、化繊の極薄ポーチに入れ替え。ダサすぎますが、旅なので気にしないことにします。マツエクをしており、前髪も短く切ったので、マスカラ・アイブロウも置いてきました。メイク小物は一つ一つが意外と重いので、思い切ってアイテムを削除するとカサも減って軽量化できます。ノーメイクという強者の友人も居ましたが、今回は現地で人とも会うので最低限は持って行きました。

 

てぬぐい

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タオルがない安宿も予約していたため、東京駅「かまわぬ」で購入した3枚を持参。1枚でぎりぎりバスタオル分の水分を取ってくれるぐらいです。速乾性がある分、干した翌日チェックアウト時には乾いていたので、結局1枚しか使わず。これは1枚で良かったです。

 

下着類 

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ヒートテックインナー、靴下、ショーツは3セット持参し、途中で洗濯。洗濯できない場合も考えて、トラベル用ショーツも何枚か持参。(パッケージは隠しました…)荷物を軽くするため全て使いきって現地で捨てました。

 

 洗濯グッズ

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アタックのワンパック27g1つと、洗濯バサミ、ここに写っていませんが、ビニールの洗濯ロープ100cmも持参。下着類は2度洗濯したのですが、粉末は少ししか使わないので余ります。残りの粉末は捨てて帰ってきました。

 

洋服

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アウターはシンプルに黒のチェスターコートにして、中身は柄物を多くしました。着ていた洋服も全てあわせると、以下。

  • コート1枚
  • ウルトラライトダウン1枚
  • ニット(メイン)1枚
  • ニット(インナー用)2枚
  • 長袖襟付きシャツ2枚(1枚は現地で購入)
  • 長袖Tシャツ1枚
  • ズボン1本
  • スカート2枚

お気づきかと思いますが、ここが今回の1番の反省点で、明らかに点数が多すぎです。「ヨーロッパだからおしゃれしなきゃ」とはりきりすぎた結果、ほぼリュックはこの洋服達が占領していました。ニット(インナー用)はウルトラライトダウンが温かすぎてあまり使用しなかったため、1枚で良かったです。スカートも1枚で良かったですね。ある程度のお気に入りの組み合わせを決め、そこから数パターンだけの替えを持っていけば良いです。現地で買いたいものがあったときに迷わず買えるよう、洋服は本当に最低限をおすすめします!ニット、重いです。

ちなみに、下着以外は一度も洗濯しませんでした。

 

不要なもの

荷物を厳選しているつもりで、リストにないけど入れてしまうもの。持って行ったけど不要だったもの、初めから持っていかないポリシーにしているものを紹介します。みなさんもしかしてここを読みたいのかな?と思って追記します。

サブバック(ポリエステル)

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100均で調達したポリエステルのリュック。普段はバックパックにほとんどの荷物を入れて歩いていましたが、荷物を宿に預けられる場合は、もともとこのリュックのみで行動する予定でした。折り畳んでコンパクトになります。しかし、ヨーロッパのおしゃれな街並みに感化され、4日目に現地でサブバッグを調達。以後このリュックは荷物の中の整理バッグとなりました。

カミソリ

預け荷物なしのバックパック、手荷物でそもそも持って入れないので、NGです。全身脱毛してしまいましょう。万が一欲しくなったら現地で買ってください。

メガネ

普段コンタクトの人は、不要です。ケースまで持ち歩くなんて、無駄以外の何者でもない。

タオル

ヨーロッパは相当ホテルのランクを下げない限り、タオルはあります。(シャンプー・コンディショナーはないところも)てぬぐいも1枚だけで足りたので、かさばるタオルは全くもって不要です。

 

 

パッキングについて

さて、上記全ての荷物をバックパックに短時間で入れるのは至難の技です。コンパクトにして日々活動できていた反面、ホテルのチェックアウト時にちょっと時間がかかるというデメリットもありました。私は朝が強いタイプなので、あまり苦労なく、むしろ毎日充実感を得てました。笑

 

パッキングのコツとしては、

 

・左右均等に荷物を入れること

・薄いリュックの場合、背中に接する部分には柔らかい荷物を入れる

 

ということぐらいですかね。あとは行動中使用するものはすべてサブバックへ。これでバックパックの荷物は出し入れ不要なため、だいぶ楽になります。

 

スタッフサック(★お勧め)

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普段キャンプフェス・登山をしていたこともあり、登山用のグッズがかなり重宝するのですが、一番のお気に入りがこれ。「グラナイト・ギア」というブランドのスタッフサックです。3色あるので、以下のように何をどこに入れるかを決めて使っていました。

  • オレンジ(小):衛生品全て
  • グリーン(中):下着・パジャマ類
  • パープル(大):洋服類

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ジッパー部も止水ジッパーのため、浸水もしません。袋だと思えば少し高いですが、購入した6年前から全く痛んでいないので、おすすめします。 

 

こういった登山グッズは、「L-breath」か「好日山荘」で買ってます。行くと毎回旅へのテンションが上がるので、視察だけでもショップに行くことをオススメします!

 

おわりに

全部で3.8キロの荷物でしたが、いかがでしたでしょうか。今回のヨーロッパ訪問先は比較的都会であるスペイン・フランスだったため、十分現地でも調達できたのではと反省しています。都心に行く場合、万が一何か忘れても買える!ということでばっさり荷物を少なくしても良いです。

 

最後に、持ち物リストはこちら。

 

 

 

こうした振り返り記事を書く事で、今後、よりよい持ち物リストになるので、ブログを書く事もお勧めです。荷物に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

 

ニューヨーク在住のため、普段はNYの観光スポットやイベントなどの記事を書いています。はじめての方は、こちらから各記事へどうぞ。

 

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