はじめに
毎年参加している、日本が誇るキャンプフェス「TAICO CLUB '17」 に参加しました。海外在住のため、必要な持ち物を試行錯誤して日本に持ち込み、実家・友人からの助けを経て、参加しました。オススメの持ち物や当日の様子などを、写真を交えて紹介したいと思います。
TAICO CLUB '17
長野県のこだまの森キャンプ場で、オールナイトで行われるフェス、TAICO CLUB '17に参加してきました。
過去3回も参加しているので過ごし方や段取りはわかっていたのですが、細かい部分で次回への反省点が生まれます。来年への備忘録も兼ねて、感じたことを書き連ねます。また、実際に使ってみたグッズの中で、オススメの持ち物を紹介します。関東から参戦した
去年の参加レポはこちら 。
大阪から車で7時間!
今回は大阪から総勢11名、大型レンタカー2台での参加です。現地で合流するメンバーも合わせると、なんと20人程度の大所帯!金曜の夜22時に大阪のターミナル駅に集合し、キャンプ用品をぎゅうぎゅうに詰め込んで、いざ出発です。
途中休憩・仮眠を挟みながら、土曜朝9時には現地に到着。大阪→長野の実質的な移動時間は7時間ほどです。会場付近はスーパー等がないので、キャンプ時に使用するグッズの買い出しは「西友 塩尻西店」が便利 です。
会場到着からオープンまで
10時半過ぎに、会場駐車場に到着。入場ゲートまで、キャンプ用品を持って歩きます。12時のオープンまで1時間ほど、待機列で待機します。入場待機列はオープンまで動かないので、1時間ほど座ってゆっくりすることができますが、日陰の場所で待機列が止まることができるとは限らないので、日よけの帽子をお忘れなく!
瓶の持ち込みが禁止されているので、入場までに、ヘパリーゼで乾杯!を済ませておきます。
テント設営
オールナイトのイベントにも関わらず、前日からほぼ徹夜までして会場入りする理由があります。それは「テントを良い場所に設営するため」 なのです!去年は15時入りだったため、ステージからだいぶ遠い場所に設営せざるを得なかったのですが、今年は早入りすることでステージまで徒歩4分、平地の場所 に設営することができました。
12時半でこのぐらいまだ空いています。体感だと、ここが1時半頃になるともうぎゅうぎゅうになってしまいます。
余裕を持って会場に入っているので、明るいうちに物販やグッズを見ることができます。この時間に、お昼寝しておくのも良いです。
見たアーティスト
クボタタケシ、D.A.N.、KOHH、相対性理論、yahyel、クラムボン、Bibio、Battles、Daphni、Motor City Drum Ensemble、oneohtrix point never、石野卓球、Acid Arab、Nick The Record。ちらっと見たのも合わせてますが、去年よりも多くのアーティストを見た分、めちゃくちゃハードでした。前年の反省を生かさず、見たかった水曜日のカンパネラをまた寝落ちで見逃すという失態!今年はフライトの疲れが取れないまま海外から参戦したから仕方がないとはいえ、水カンは必見のびっくりパフォーマンスだったと友人たちが言っていたので、悔しい。。
個人的ベストアクトはAcid Arab。朝6時にキメる音楽じゃないけれど、すごく楽しそうにDJしてるし、ガンガン攻めの姿勢の躍らせる楽曲。ファンになりました。taicoclubの動画ではないですが、DJ Setで雰囲気をどうぞ。最近では、この音楽をBGMとして日常的に流して、アラビックな気分に浸っています。
VIDEO
フェス飯
フェスに欠かせないもの、それは「フェス飯 」です。フジロックには質・量で敵わないですが、森の中で食べる料理は良いものです。今回食べたフェス飯を
焼きそば。500円で結構量が入っているので、友人とシェアしても◎。
こちらはタイラーメン700円。今回は本当に極寒だったので、あったかいものを販売している店舗には行列ができます。置いてある調味料をかけ過ぎて辛くて食べきるのに苦労しましたが、美味しかったです!
最後は「もやし汁」200円 。ここ、もともととんこつ&醤油ラーメンのお店だったのですが、どうやら麺がなくなったようで、もやし入りのスープのみで販売しており、急遽、手書きの看板で売り出しておりました。酔ってて現物の写真がないのですが、もやしが結構入って居たので、なかなかコスパの良い食べ物でした。
オススメの持ち物
去年も書きましたが、このフェス、ファッショナブルな方が本当に多く、奇抜なギアやウェアは、ああゆう風に合わせるんだ、という学びが毎回あります。過去4回のタイコクラブ参戦から学んだ、おすすめの持ち物はこれ!
イス
【ヘリノックス タクティカルチェア】 は、960gという軽量ながら、座り心地が良く素晴らしいです。自分でも黒を持っていますが、今回海外からの参戦ということで、日本在住の友人が現地で貸してくれました。フジロックは持ち運びできる椅子が必須ですが、タイコクラブではステージにイスを持ち運ばないため、テントの側に常設しておきました。軽いしコンパクトになるし、何より座り心地がいいです。かなりオススメです。
リュック
今回、普段づかいと共用しなければならなかったため、移動の時にはリュックを背負い、入りきらなかった寝袋を直で手に持って移動しました。雨が降る場合などに備え、よほどの事情がない限り防水ザックにした方が良いです。絶対、カリマーの大きめリュックにした方がよかった。という訳で、オススメの5年前から使用している優秀な【Karrimor ridge 30】はこちら。
テント
二人用の激推しテント【MSR HUBBA HUBBA】。テントは断然これがオススメ。MSRのテントって、なんでこんなにかっこいいんだろう。 タイコでもよく見かけました。
クッカー
【EPI ATSチタンクッカー】は、友人が持参してくれました。私も同じものを持っています。チタン加工で焦げません。SOTOのガスバーナーを平らな場所にセットして、持参した飲料水をシェラカップに入れ、10分程待つと、お湯になります。そのお湯でカップラーメンなどをいただきました。
シュラフ
雨の長野は極寒で、今年は例年に比べ特に寒かったです。この0度まで耐えれるシュラフ【monbell Spiral Down Hugger #3】×ウルトラライトダウンでギリギリ耐えました。冬用と言わないまでも、夏用ではない寝袋は必須です。今年は本当に極寒だったので、次の日の着替えなどをシュラフの上からかぶって寝ました。
ヘッドライト
BLACK DIAMONDのヘッドライト。ライト部分はシンプルに白一色ですが、とにかく明るいので手元が見えやすい。明るいので、直接見たら目が痛くなります、注意!渡米前に実家の父にあげていたので、このライトを今年も使用することができました。
帽子
一時帰国のため、なるべく小さく折りたためて雨にも強い、karrimorのシンプルなもの。完全防水ではありませんが、少しの雨だったら弾きます。去年はキャップを現地で購入しましたが、雨のことを考えると撥水性のあるこちらの帽子がおすすめです。
思い出
今年は、友人が「念仏機 」なるものを持参していました。後光がさしているようなスピーカー部分も秀逸なデザインです。ツッコミどころ満載のコレ、中国で買ってきたようで、300曲ぐらいの念仏が、スイッチを入れると流れ出すキワモノです。聴きたい念仏番号を押し、お気に入りの念仏を聞くこともできます。 毎回面白い試みをしてくれる友人、本当に尊敬します。
銭湯に寄って早めに帰宅
フェスは土曜14時〜日曜15時頃まで行われるので、テントを早めに片付けて撤収すると、日曜午後は観光に当てることができます。今年は大阪から車で参加したため、銭湯によるだけで観光はせず、早めに退散です。関東から参加し、時間に余裕のある方は「奈良井宿」をついでに観光されることをオススメします!タイコからの流れ客はほぼ居なかったので、そんなにむちゃくちゃ混雑もしていない、穴場の観光地です。
去年のタイコクラブ参戦時 に奈良井宿観光しているので、感想等はそちらをどうぞ。
まとめ
タイコクラブは、森の中で、音楽メインにもキャンプメインにも楽しめるフェスです。惜しまれつつも、来年2018年が最後の開催となってしまうため、キャンプ・音楽が好きな方は是非チケットを買いましょう!
今回は一時帰国のため持参する荷物に制約がありましたが、キャンパーな友人たちに恵まれたこともあり、不自由なく過ごすことができました。好きなアーティストが出る場合は、タイムテーブルを事前に見て、その時間にコンディションを最高に持ってこれるように昼寝等で調整することをオススメします。
また、キャンプ用品は1度初期投資して揃えてしまうと、フェスの度に出費は不要なため、良いものを早めに買ってしまうことをオススメします。去年はがっつりキャンプ用品を持ち込み、キャンプメインで参加したので、がっつりキャンプグッズが気になる方は以下をどうぞ。
www.iroppu.com
Twitterはこちら 。