いろたし日記

ニューヨークの色

NY在住者による、ニューヨーク情報をメインとしたブログです。誰かの人生にちょっとだけ色を足すようなブログになれたら。

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アメリカ・ニューヨークでSSNを取得する方法

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はじめに

免許を取得するため、ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)を取得したのですが、すんなりとは行かず、紆余曲折あって取得できたため、その経緯・感想をまとめました。

 

SSNとは

SSNとはSocial Security Numberの略で、税金の申告、運転免許取得等に必要な番号です。一般的にアメリカでは就労者に義務化された番号のようです。Social Security Officeで無料で取得でき、一生涯同じ番号を使用します。9桁の数字で構成されています。『XXX-XX-XXXX』(エリア番号3桁- グループ番号2桁 - シリアル番号4桁)

 

必要な書類

・パスポート

・戸籍謄本(発行から3ヶ月以内)

・翻訳した婚姻証明書

・VISA(L2ビザ)

申請書

申請書は当日でも記載できますが、ボールペンが申請書に置いていない場合もあり、不明点が事前にわかるという点でも事前に記載した方が懸命です。申請書を持っていない場合は上記サイトからPDFでDL可能です。私は配偶者の会社からすでに用紙をもらっていたため、必要箇所に全て事前に記入し、その用紙を持参しました。

 

取得まで

入国して1日後の平日月曜日に、家から一番近いSocial Security Officeに行きました。受付の番号札を取得し、呼ばれるまで待ちます。混在しており、平日の10時だったにも関わらず、休み明けの月曜だったからなのか、40分ほど待ちました。その後、ナンバーが呼ばれたため、上記必要書類を揃えて窓口に提出したところ…

 

「あなたは入国してまだ1日しか経っていない。入国後21日経たないとSSNは発行できない!」と書類を突き返されました。「配偶者は入国後5日で取れた」と主張しても、とにかく駄目、の一点張り。仕方がないので、別のSocial Security Officeへ行くことにします。窓口の担当者によって対応が異なるため、受付ができる・できないがあると聞いていましたが、身をもって体験してしまいました…

 

※2017/04追記:他の方も、同じ方にあたってしまい、申請を却下されたそうです。MineolaのSocial Security Officeに行かれる場合は、和田アキ子似の黒人の方には気をつけてください。 車で移動できる場合、絶対に別の場所で申請した方が良いです。

 

 

気を取り直して別のSocial Security Officeへ。私が向かったのはHicksvilleの店舗です。

Social Security Office for Hicksville, NY 11801 | SocialSecurityHop.com

 

同じように番号札を取得し、待つ事15分。何故か番号が呼ばれず、次以降の番号が呼ばれ、スキップされたようです。今度こそGETしなければ21日以上待つ事になってしまい、運転免許も取得できないので、何が何でも今日取得するという強い意思がありました。

 

愛想の良さそうな窓口の方があいたタイミングを狙い、「この番号なのですが、呼ばれませんでした。」と言ってみたところ、無事受付を行ってくれました。もちろん、別の場所で発行できないと言われた事は伝えませんでしたが…

 

そして事前に用意した前述の5つの書類を提出します。「これは婚姻証明書の日本語原本か?」など、いくつかの質問を受け、何の問題もなく、受付が完了しました。

愛想の良さそうな人を狙って良かった…

 

その5日後、無事、記載しておいた自宅の住所にSSNカードが届きました。

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SSNカードはこんな感じで、書き留めでも何でもなく、普通郵便で届きます。 

おわりに

SSNは、申請にかかる時間は少しですが、窓口の担当者による受付可否があるため、確実に取りたいのであれば、入国後2週間(できれば3週間)程度経ってからの方がすんなり取得できると思います。私も1軒目の方の言葉を鵜呑みにしていたら3週間待っていたことでしょう。ここアメリカで納得がいかない事が今後起きた場合には、まず一度主張してみる・無理であれば人を変える、というスキルを発動させようと誓いました。

 

ニューヨークに来られた方のお役に立てると幸いです。ではでは。