ワシントンのおすすめ観光スポット「国立肖像画美術館」行ってきた
この土日はワシントン旅行に行ってきました。
ワシントンでは数々の名所があり2日では周りきれないのですが、美術館の中で一番良かったスポット「国立肖像画美術館」を紹介します。ちなみに、美術館以外では「国際スパイ博物館」「国立航空宇宙博物館」がオススメですので、合わせてチェックしてみてください。
国立肖像画美術館とは?
国立肖像画美術館(National Portrait Gallery)は、政治・文学・演劇・音楽・スポーツ・軍事などの多方面からアメリカの歴史を彩った著名人の「肖像画」を展示している、スミソニアンの中でも異色の美術館です。かつて大統領の就任式にも使用された建物は、美術館に比べ壁や照明が明るく、展示に工夫がされています。広い敷地を利用した、美しい中庭も必見です。展示の中で人気があるのは「歴代アメリカ大統領(American's Presidents)」コーナーと「20世紀のアメリカ人(20th Century Americans)」コーナーです。
入場料は無料、開館時間に注意
入場料無料の「スミソニアン協会」のため、入場料は無料です。開館時間が他の美術館に比べ、11:30-19:00と遅めに設定されているため、観光を組むときは注意してください。閉館時間は遅めのため、閉館時間が早い他の観光スポットを回った後、この美術館で夕食前まで楽しむのがオススメです。企画展も併設されていることがあるので、ゆっくり見て回る場合は、所要時間は90分〜2時間ほどを見ておくと良いと思います。
館内の様子
基本的には有名な方の肖像画が飾られていますが、このようにアート作品として「会った人物の肖像画を描いていく」ような展示品もあり、なかなか見ていて飽きませんでした。
そして、肖像画美術館らしい試みだな、と思った企画は、似顔絵をかくコーナーです。このように台が置いてあり、自由に描いて良いようです。
そして描かれた似顔絵は、このように肖像画として飾ることができます。壁には、子供達のかわいらしい肖像画がたくさん飾られていました。・・子供達ですよね?
そしてこちらは様々な人種の顔が4分割されたブロック。これを組み合わせて、子供達がきゃっきゃと楽しんでいました。
人気の「歴代アメリカ大統領(American's Presidents)」コーナーでは、数々の重大な決断を行った大統領たちの肖像画を、まとめて見ることができます。写実主義の肖像画が多い中、ビル・クリントン元大統領だけ、このようなコラージュがされており、印象に残りました。
充実のギフトショップ
通常の美術館と同じく、アートなTシャツやストール、デザイン・アートに関する書籍などが豊富に取り揃えてあります。この美術館は、特にファッション関連(Tシャツ・ハンカチ・ストール・ワンピースなど)が多かったように感じました。
大統領グッズも取り扱っています。ここでトランプ大統領のものばかり置いてあると想像したのですが、ヒラリー・クリントンのグッズはあるにも関わらず、トランプ大統領のグッズは全く置いていませんでした。最近行った、トランプタワーとの扱いの差を感じました。
通常の美術館巡りに飽きた方は是非!
いかがでしたでしょうか。ワシントンには美術館が多数ありますが、その美術館の中では異色である「国立肖像画美術館」を紹介しました。ちなみに、美術館以外では「国際スパイ博物館」「国立航空宇宙博物館」がオススメですので、合わせてチェックしてみてください。
ではでは。