iPhone6sをdocomoのSIMロック解除してアメリカ通信会社SIMで使ってみた
概要
iPhone6sを使っていたのですが、アメリカに移住することになったため、15年程(長っ!)契約していたdocomoを解約すると同時に、SIMロックを解除して、アメリカで新たにSIMを契約し使えるようになったので、その経緯・感想を書ければと思います。
解約・SIMロック解除
出国日当日にdocomoショップに行きました。予想通りの混雑ぶり。待ち時間は40分〜1時間程度とのことです。受付番号を発行し、しばらく街をぶらつき、50分後にdocomoショップに戻ってきました。
解約・SIMロック解除したい旨を伝えると、
「割れたiPhoneですので、SIMロック解除は致しかねます。」
えええええーっ。それでは困ります。今日新しい端末を買う時間やお金は無いのです!
ちなみに、がっつり全面割れているわけではなく、下左端のみ割れている感じです。…割れてるには変わりないですね。
海外移住すること、あと2時間で空港に行かなければならない旨も伝えます。必死さが伝わったのか、
「本日、海外移住に向けてご出発されるということで、今回は特別にSIMロック解除をお受け致します。3000円になります。」
よかった…。えっ、3000円?SIMロック解除って設定するだけでしょ。そんなにかかるの?と思い作業を聞いてみると、
「インターネットでお客様自身でSIMロック解除の手続きをして頂きますと、手数料無料なのですが、本日窓口でされますか?」
docomoのサイトで無料でできるそうです。しかし、こちらは一刻を争っているので、ネットで1から方法を検索している余裕はありません。そして、3000円を支払い、無事窓口で1分ぐらいでSIMロック解除してもらうことができました。あっけないですね。
新しいSIMカードが刺された瞬間、正式にSIMロック解除されるそうです。また、端末の種類によっては手数料無料になるものもあります。手数料は以下を参照ください。
なお、後から調べてわかったことなのですが、解約と同時にSIMロック解除する場合、解約はネットでできないため、My docomoからSIMロック解除の手続きを事前に単体で済ませた後、ドコモショップに来店し解約する必要があるようです。
無事解約も完了したため、docomoとはおさらばしました。もうこのdocomoショップに来ることはないだろうと思うと、なんだか感慨深く…なることも特になく、駅に向かい、無事アメリカに出国しました。
日本の大手通信キャリアは違約金が馬鹿高いイメージがありますが、
違約金が発生しない月とのことで、無事端末代金の残金と、SIMロック解除料金だけで済みました。また、docomoは月初に解約しても月末までの利用料金がかかるそうなので、ぎりぎりまで使いたいという方は月末まで利用してから解約することをお勧めします。
契約・アクティベート
次は契約です。私が選んだアメリカの通信会社はT-mobile。アメリカでは主流のようです。アメリカに到着後、AmazonでSIMカードのスターターキットを注文し、送付されてきたSIMカードを、自分でiPhoneに差します。プリペイド式で、月額$30です。(2017年5月現在)
はっ。SIM取り出しツール(SIMピン)がありません。断捨離ブームで捨ててしまいました。
仕方がないのでピアスの裏側で指します。友人の手作りのピアスなので、折れないよう慎重に差してみます。
…全然動かない。
これ、結構固いんですよ。おそるおそるピアスを差し込むと全く動かないので、垂直に一気に力を入れることがポイントです。思い切って力を入れると、ようやく取れました。
SIMカードを差した後に電源を入れ、あとは画面に従ってアクティベート設定するだけでOKです。(言語設定が日本語のままになっているため、このプロセスで迷うことは特にありませんでした。)このアクティベートが終わった日から利用がすぐ開始されるため、1日はじまりではなく、利用開始日が契約開始日となります。
今のところ海外キャリア「t-mobile」で問題なく利用できています。
おわりに
・画面が割れているスマホはSIMロック解除前に修理しておく。
・SIMロック解除は、各キャリアのサイトから無料でできる。
・SIMロック解除➡海外SIMでアクティベートは、簡単。