【読書】「やらなかった組」にならない人生を
はじめに
ブログをはじめるにあたり、ブログ運営に関するノウハウ本や、サイトなど色々調べてみました。しかし、何故だかしっくりきません。言ってることに「なるほどな」とは感じるのですが、やってみようとまで思わないのです。
そんな私が、はじめて書評を書こうと思った良いブログ本と出会いました。
感想
この本を読み、さらっと調べただけのブログ運営論にピンとこなかった理由がわかりました。この著者かん吉さんは、読んだ人をやる気にさせるのがうまいのです。
印象に残ったフレーズをメモしましたので、このフレーズにピンとくる方は読んだ方が良いです。
・これからブログを頑張ろうと思う人へ。まずは三ヶ月毎日書く。話はそれからだ
・続けるには、続けるしかないのです。
・できない、やらない理由を探すのは簡単です。
・「人は自分に関係のありそうな記事しか読まない」
・「あのブログの運営者がやることだから面白そうだな」と思わせる
・商品が主役ではなく、ブロガー自身を主役に。
・最も面白いコンテンツは「成長」
確かに、本著のAmazonのレビューを見ると、「役に立った」「試行錯誤の過程が面白い」と高評価なレビューがある一方で、「自己啓発本が好きな人向き」「ノウハウではなく精神論である」という意見も書かれています。
しかし、万人に受ける記事など書く必要がないのです。私のように、やる気にさせられ実際に行動(書評を書く)ことに繋がった人がいるならば、それで良いです。
それはこのブログの目指すところの、「(全員のではなく)誰かの人生に、ほんの少し色を足せたら」に近しいです。
本著の内容は、スタンダードなブログ運営テクニックに加えて、成功したブログ運営の分析から、当時著者が何をしていたかが伺えます。現在では趣味でマラソンもされているとのことから、忍耐力の強い方なのだとしっくりきました。
章立ては、ブログ的に綴られているためやや体系的でない感はありますが、著者の人柄が出た文章なので読んでて飽きません。1時間程度で一気に読めました。この「読みやすい」も、きっと著者がブログを継続していくうちに身につけたスキルなのでしょう。
おわりに
この本の中で、一番好きな言葉は、以下です。
世の中、「やった組」と「やらなかった組」しか存在しません。
これこそ精神論だ、と言われそうですが、私はこの「やらなかった組」にならないよう、ブログを頑張ろうと感じました。まずは30記事ですね。
※2017年3月現在、Kindle Unlimitedで無料で読めます。
自己啓発本を読んだ後、すぐ行動を起こすタイプの人は、是非読んでみてください。